Rie’s My Life

rieslifeが駆け抜けた
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(現在進行形)

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最近、なかなかブログを書けない事情がありまして…。

 

それは、

母の入院&手術が控えていて

自分の時間がまったく取れなかったから、です。

 

 

いわゆる心臓病で入院する母

 

母は「心臓弁膜症」という病名の中の

「大動脈弁狭窄症」という疾患で、

「大動脈弁置換術」という手術が必要、

ということになりました…なんかややこしい病気なようですが…あせる

 

ものすごく簡単に書くと、

心臓の中に弁があり、そこに不具合が起きる病気ということになります。

 

先日、武田鉄矢さんが手術された病名、というと

分かりやすいかな…主治医曰く「まったく同じ病気」なんだそう。

 

 

検査してみたら、どうやら

弁の周辺が石灰化しているような状態になってしまっていたので

そこを取り除いて、

人工的な弁を取り付ける手術をすることになり…。

 

ひと月ぐらい、検査漬けの日々が続いて

今週の頭に入院して、今日手術が終了しました。

 

 

手術当日よりも…

 

ここまでの日々は、それはもう大変でした。

 

私も健康なら、

あれこれと母の世話を焼けたのだけれど

悲しくも、自律神経の調子が悪いので…他の家族(主に妹ちゃん)と協力しながら

お役所的手続きや

病院での手続きをしていきました。

 

今日、8時30分に

母は

点滴をガラガラ引っ張りながら、徒歩で

オペ室に入っていきました。

 

…あれ?

さすがに私も盲腸の時は

ストレッチャーに横になった状態で

オペ室に入ったような気が…妹も同様だったし…ショック!

 

心臓の手術だから

もっと厳か(?)なカンジかと思っただけに…衝撃でした。

 

予定手術時間は、3時間ぐらいとのこと。

 

予定の3時間を過ぎました。

 

4時間過ぎました。

 

5時間過ぎまし…あれれ??

 

ちょいちょいちょい…いくらなんでも遅すぎやしませんか?

 

付添いの家族として

妹と私で待っていたのですが…母の手術が終わったらお昼食べよう、なんて話してたのに一向に帰ってこない。

 

6時間過ぎました。

 

ようやく、

看護師さんが

手術関係者専用の待合室に呼びにきてくれました。

 

 

自分の機嫌は自分で取れ(怒

 

この間…大変だったんですよホントに…il||li(つд-。)il||li

 

手術時間がいちばん最初だった母。

で、その後に

どんどん時間が経つにつれて

他の人が手術に入り、

その付き添いの家族たちがやってくるわけです。

 

 

どうやら3組ぐらいいて、

 

最初に私と妹が待合室にいて

妹が、少し席を外した際に

60代ぐらいの女性が入ってきました。

 

その時、

妹がいちばん奥の椅子に座っていて

その隣に私が座り、

他には…10席ぐらい

空いている状態だったと思います。

 

その60代女性、何故か

妹のいた席に座ってきたのです。

そう、私のすぐ隣に。

 

他の椅子、ガラッガラ。

 

…なぜに(・・?

 

おそらく

不安だったりしたのでしょうが、

残念ながら自律神経の不調からくる対人過敏、のような

ストーカー的ひっつかれ方をされるのがかなり嫌な状態にありまして、

個人的には

妹に早く帰ってきて欲しくてしょうがなかった…(ノД`)

 

最近では

「トナラー」とか言うらしいですね。個人的には迷惑極まりないです。

 

www.news-postseven.com

 

 

その後、その女性は

私たちよりもはるか先に

看護師さんから呼ばれて、去っていきました。

 

ひと安心…(*´ω`*)

 

なんて思ってたのもつかの間。

 

 

モンスター集団登場

 

私ぐらいの年齢の男性と

子供3人、という団体さんがやってきたので

私たちは「いつものところに行こうか」と言い、

その待合室を出ました。

 

いつものところ、というのは

母のいる病室の近くにある、ソファなんかが置いてある

患者さん&お見舞いに来た方の憩いの場、のような場所です。

ちょっとした広間のような感じで、

その真ん中は通路になっているような、そういう場所。

  

その「いつものところ」に行ったら

結構混んでいて、

患者さんは腕にIDつけてるので分かるのですが

それ以外の方たちで、私服だったこともあり

「まだ他に手術する人がいるのかもね」と妹と二人で言いながら

空いている場所に座りました。

 

…しばらくして気付いたのですが、

「いつものところ」にいる団体さんと

待合室にいた団体さんは、同じ患者さんの家族だったのです。

 

総勢10数名。

…ふつう手術の時に

こんな大勢で(しかも子供を5人くらい連れて)来るか?

などと思ってしまいました。

 

 

患者と近い世代の高齢者が数名、

患者の息子らしき人ふたり、

そしてそれぞれの奥さん(二名)と

子供たち。各々に数人ずつ。

 

 

確かに

危篤や緊急手術の場合、などは

仕方ないと思う。

 

でも…見た限り違うんだよね…危篤感が薄いというか

緊急にしては…という手術の感じというか…。

 

 

モンスター一族の横行

 

子供は走り回ってる。

(そりゃそうだよな退屈だろうよ)

 

親は怒らない。

子供がうるさくするたびに、

怒るわけでも煽るわけでもなく

なぜかこちらの顔をいちいち見てくる。

 

 

当然

ジジババも孫を怒るわけはなく

 

…こっちは

おなか空いてきたし

予定時間を過ぎても全然母は帰ってこないし…(*`^´)=3

 

通路を陣取って

急ぎ足、小走りの医師や看護師さんの道を妨げる。

 

…モンスターたちは、その場所で

みんなでお寿司を食べ始めた。桶のやつ。

 

 

ここはメシ食うところじゃねーぞ…(* ´皿`)

 

 

なんて思ってたら

妹も相当イラついていたみたいで

待合室が空いたから、またそっちに戻ろうかということになり

個室に戻り、

本などを読んで過ごしま…。

 

いいえ、過ごしきれませんでした。

またあのモンスター(の一部)が、入ってきたのです。

 

私たちふたりをもの珍しそうに見て、

ちょっかいを出そうかどうしようか…という感じでけたたましく喋るガキど…いや子供たち。

 

母親がひとり、ついてきていて

私たちと少し離れた場所に座って、私たちを見ていました。

 

 

…ぷっちーん。(私の血管切れた音

 

 

妹も半ば呆れ顔で、また

「向こう行こうか…」となり

その個室を出てきました。

 

出ていく時、母親らしき人が

ものすごく人の顔を見てきたので…「何ですか?」とでも言いたげな顔をして出てきました。

 

…いや、ごめんなさい。

嘘つきました。

 

ガッツリ睨み倒してしまいました。

ええ、それはもう白目をむくぐらいにガッツリと。

 

そっちはそっちの事情があるのでしょう。

子供も退屈がって暴れるでしょう。

 

…でもさ、

ここはあんた達だけの病院じゃないよね?

そんなに緊急なら

あんな場所で寿司なんて食わないよね?

 

もう、限界でした。

 

 

どうにかこうにか

 

個室と「いつものところ」を言ったり来たりして

そいつらを避けながら、数時間。

 

最後に個室に妹と二人でいた時、ちょうど看護師さんが呼びにきました。

 

先生からお話があります、と。

 

時間も倍ぐらいかかったので

もしや母に何か…と不安になりながらも

主治医の先生に、説明していただきました。

 

手術は成功…うん、成功なんだよね…はい、成功でした…(~_~;)

 

よかった、と

ホッと胸をなでおろした瞬間…。

 

「うん、一回手術終わったんだけど

隙間があいてたからもう一回開けてサイズの違う弁を入れなおした」

 

…はい?

 

一旦成功したと思って閉じたんだけど、

術後に検査してみたらそういうことが発覚して、

大きいサイズの弁を入れといたまんまだと不都合が生じるので

ワンサイズ小さい弁を入れ直して、ということらしいのです。

 

そう、

母は二度、手術したことになるわけです。

 

そして

 

「お母さん、どうやら弁が4つあったらしい」

 

…???

 

普通は3つあって

それが開閉することで機能するらしいのですが

どうやら4つ弁があるのは珍しいんだそう。

 

で、その4つがくっついちゃって

2つになってしまっていたそうで…(T_T)

 

石灰化してしまい、本来の形を失った弁は取り除かれ

新たに、人工弁が

母の体に入りました。

 

あと、先生曰く

 

  • 脂肪が5cmぐらいあったから大変だった
  • 見た目は少々大柄だけど、本当は中学生ぐらいのサイズしかない
    (プラモデルなんかで言うと、細かいパーツだったから大変だった、のと同様の意味かと…)

 

ごめんなさいごめんなさい…母を太らせてしまいごめんなさい…。゚゚(つД≦。)°゚。

 

…と、先生に申し訳ない気持ちになりつつ

術後しばらく滞在する、ICUに案内してもらいました。

 

言うまでもなく、爆睡中な母。

 

気持ちが一気に安堵に変化していきました。

 

術後、異変に気付いてくれて本当によかったと思います。

そのままだったら今後危なかったわけですよね…。

 

まだ実は、ICUに入っている間は

予断は許されないのですが、

後は…母次第、ということになって

娘の私は

ただひたすら、無事を願うばかりです。

 

 

 

その一方で、

友人から、メールがありました。

 

妹さんが亡くなった、と…。

 

私が手術を待っている時にそういうメールが来て、

詳しくはまだ分からないのですが

事故で急に、ということで

まだ信じられない思いでいます。

 

友人と妹さんは双子で、

友人の気持ちを思うと…うまく言葉が見つからない、です。

 

なので、

母の手術は成功して嬉しいけど

なんとも言えない、複雑な気持ちです。

 

 

 

 

何と言うか、

自分の思いや願いだけでは

どうにもならないのが…人生のつらさのひとつだな、と

改めて、感じました。

 

母のことも、結局は

私がいくら思いや願いを強くしようとも

母がリハビリや今後を頑張ってくれない限りは…未来は、ありません。

 

リハビリが重要な病気らしいので

努力が苦手で人にすぐ甘える母に、それがつとまるだろうか…。

 

正直、不安です。

 

 

でも、

不謹慎な言い方かもしれないけれど、

色々な人の力を借りて、命をつないだ母には

その分、精一杯生きて欲しいと思います。

 

長文(そして愚痴ばかり)、失礼いたしました。

 

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