Rie’s My Life

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(現在進行形)

悲しきこと

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さっき、テレビで

「zip!」に出ていた、犬のZIPPEIたちの

追悼式を放送していました。

 

泣きました。

 

もちろん、

犬が好きで番組も見ていて

(大型犬が特に好きなので…)

ZIPPEIも可愛くて好きなので、

悲しい、という感情が先にあります。

 

でも

 

…人為的ミスで犬が亡くなってしまったことに

私は、ことさら

過敏に反応している次第です。

何せ、私自身が

…自分の飼っていた犬を、死に追いやってしまったからです。

 

話は長くなります。

且つ、暗くなりますので

読む内容に文句を言われても対処いたしかねますので

ご注意いただけたらと、思います。

 

 

犬がうちにきた

 

10年ほど前になるでしょうか。

私たち家族で、

「コロ」という名前の

柴犬混じりの雑種犬を飼っていました。

 

家で飼っていたわけではなく

父の勤め先(近所に会社があった)で

番犬として飼っていて、

(自治体への登録はうち名義)

ま、よくある話で

先代も先々代もコロだったという

安易な理由で、

この名前になったわけですが…。

 

いちおう女の子だったので

呼称は「コロちゃん」で統一しておりました…(^_^;)

 

このコロちゃん、

一見、風貌は野生のオオカミとかキツネのようにワイルドで

(柴犬と同じぐらいの大きさだが…)

穴を掘り、顔を穴熊のように黒くさせ

たまには戯れていたスズメを仕留めてみたり

超人見知りで知らない人には吠え続けたり

 

同じ大きさの犬に対しては

ほぼ100%に近く確率でケンカをふっかけるのに

大型犬とすれ違う時には

私の後ろに回り隠れて通り過ぎるという、

何ともヒューマニズムにあふれた犬っこでした(笑)。

 

子犬の頃は、家の中で育てていました。

 

私が寝ている時、何度も

夢でうなされたり

金縛りのようなことを感じていたのですが

 

…いつも、目が覚めると

コロちゃんが私の腹の上で

とぐろ巻いて寝ていたんですよ…(ノ_<。)

すやすやと。こんな感じで。

 

f:id:wool-blanket:20200521141141p:plain

 

いつも、仰向けで膝を立てて寝ていたので

そこがちょうど収まりがよかったみたいです。

 

父だと犬的には暑すぎる、

母や妹だとお腹が小さい…ってことで

私か…どうせ私のお腹はぷにぷにで気持ちいいだろうよ…。。(〃_ _)σ∥

 

元は捨て犬で、

荒川(東京下町ではおなじみ)に

段ボールに入れられて3頭捨てられていたみたいで…。

 

オス犬ちゃんはみんなもらわれていったけれど

なかなか引き取られなかったメス犬が、

父の勤め先にちょうど犬がいないことを知ったお客さん経由で

うちに来た、ってわけです。

 

父は、主に

リース・レンタル会社に勤めていまして

職種としましては…まぁ…整備士とか言えば

聞こえはいいかな…( ̄▽ ̄;)

 

そう、重機の整備士なのでございます(。>ω<。)ノ

 

コロちゃんは、

会社に来る人や社員さんを選り好みします(笑)。

やっぱり、

自分をかわいがってくれる人は好きで

蹴るような人(そんな社員もいたわけさ…)には

敵対心むきだしで 

まぁ…オトコの好みはうるさかったよね…飼い主に似たか…w

 

彼女の中では

きちんとランク分けされていて、

父が一番で母が二番、

私たち姉妹は同等かもしくは格下扱いでしたw

 

散歩の際、

父→前足を高めに上げながらドヤ顔で嬉しそう

母→ゆっくりと、振り返りながら歩く

姉妹→早く歩け(何なら走れ)と言わんばかりにグイグイ引っ張り

むせながらハヒーハヒー言いながら歩く

 

かなりの差をつけられていましたよね…はい…。

 

コロちゃんは、そういう感じで

日々を過ごし…おばあちゃんに、なりました。

 

ヘボヘボ、ヨロヨロと歩くようになり、

ある日…腹部に、なんだか

できもののようなボコボコができていました。

どんな感じかな、と

お腹を見ようとすると…コロちゃんは烈火のごとく怒り、噛んできました。

 

なかなか見せてくれないのです。

 

すぐ病院に連れていけばよかったのでしょうが、

こっちの勝手な都合で…すぐに行かずにいました。

 

でも…症状が悪化し、コロちゃんに異変が…。

 

それがちょうど日曜日だったので

動物病院が開いていない…。

 

数件、車で近所の動物病院に行ったものの

やはり休診で、

 

一件、地元で

あまり評判がよくなかったので躊躇していた病院があったのですが…電話してみることに。

 

電話したものの、病状を話すと

いちおう診てくれるとのことだったのですが、

私も慌てていて…病状などの説明が上手にできなかったんです。

 

その時に、電話に出ていた獣医師に

「そんなんじゃ、飼われているワンちゃんが可愛そうですよー」と言われてしまい

一瞬、別の病院にしたろかと思ったのですが…コロちゃんが苦しそうだったので

そんなことも言ってられんなと思い、

病院に向かいました。

 

実は

当時かなりショックで…あまり記憶に残っていないのですが…。

確か、レントゲンのような検査をして

ガン的なものではないかということになって

薬と、ガンに効くらしい

人間でいうところのサプリをもらい、

注射を打ち…。

 

この注射が、どうやら強かったようで

コロちゃんは…全身が、強く痙攣し始めました。

コロちゃんの意識は、おそらくなかったか

薄かったと思います。

 

犬によってはたまにこうなる、と獣医師が言っていて

時間が経てば治まってくる、とのこと。

どういういきさつでそうなったのか覚えていないのですが…コロちゃんが落ち着くまで、

家に連れて帰ることになりました。

 

住んでいるところが

ペット不可だったため、飼っていた所(その時の父の勤め先)に

横になれる場所をつくり、しばらく様子を見ていました。

 

ずっとずっと、痙攣が続きました。

本当に長い間。

 

あの時…家族で、一旦家に戻ったんですよね。

今思うと、何故戻ってしまったんだろうか…薄情なことをしたな、と強く思う。

 

会社の社長さんが、その時ちょうど来ていたみたいで

社長さんから、家に電話があり

「コロちゃんが動いていない」 

…と、連絡をいただきました。

私は、ほんの少し期待しました。

痙攣がおさまったということは、もしかしたら…と。

 

確かに痙攣は、していませんでした。

 

 

 

でも…もう、

目をさますことは、ありませんでした。

 

もう一度病院に連れていき、確か薬を返したような記憶があります。

 

若い看護師さんが、コロちゃんの身体を綺麗に拭いてくれたので

毛がふわふわで、

穏やかな顔をして…眠っているような顔をしていました。

 

ああ、今は苦しくないね、

痙攣も傷みも、今はないんだね、と

そういう意味での安堵はあったものの、

やはり…亡くなってしまったことはショックでした。

 

その時は…涙が、出ませんでした。

理由は、わかりません。

 

 

後で、中学からの友人でもある

ブリーダーをやっている子に、話をしたら 

「その状態の犬に注射するときは、もっとゆっくり薬を入れるものだ」

「痙攣の原因は、薬の拒否反応か薬を急に入れ過ぎたせいかもしれない」

 

…というようなことを、言っていました。

 

あと、妙に治療代が高いと感じていたので

かかった治療費と内容を言ったら、

それはちょっと多く取りすぎではないかと友人が言っていました。

評判が悪い、というのも

業界では有名だったみたいです。

 

私は、

コロちゃんが…人為的なミスで、

命を落としたと思っています。

 

確かに、できものにガンの疑いがあったことや

年齢的なもの(12歳ぐらいだった)こともあり

比較的近いうちに、寿命は尽きたのかもしれません。

 

でも、それを早めてしまった。

 私のせいで、コロちゃんは亡くなった。

未だに…そう思っています。

 

まず、病院に早く連れて行かなかったこと。

借金だってなんだってして、連れて行くことができたかもしれないのに。

当時、家計がものすごいひっ迫をしていて

(父の勤め先の社長が夜逃げして…もちろん報酬は未払い…すぐ新しい勤め先が見つかったのは父の人徳なのだろうなと思う…)

火の車どころか借金も返せないくらいで…

そういう都合で、すぐに連れていけなかった。

 

そして、病院のチョイスミス。

あの病院以外だったら、痙攣なんてせずに

もっと苦しまず、こんなに早く亡くならなかったかもしれない。

 確かに

あの獣医師の言った通りだったな…。

 

「そんなんじゃ、飼われているワンちゃんが可愛そうですよー」

 

…そうだね、本当にその通りだと思う。

 

 

うちにいて、コロちゃんは幸せだったのだろうか…と、10年以上経った今でも、思う。

歴代の犬の中で

ひときわ頭がよく、人間のような行動を取るような子で

しつけはすぐに覚えたし

 

ここから先は

車の往来が激しいから絶対に出ちゃダメ、と一度怒ったら

もうそっちには行かなくなったり

 

一度、鎖が切れてしまい

脱走した時に…真っ先に来たのは、

いつも立ち寄っている…我が家の方向でした。

 

吠え声がして、あれ?と思ったら

階下にコロちゃんが…でも散歩してな…脱走かいコロ姉さんΣ(゚д゚ノ;)ノ

 みたいなことがあって、

判断能力に長けていない犬なら、

このままどっか行っちゃうんだろうけど

ウチまで来て家の人を呼んだ、というのは

犬を飼っていた経験から…そうそうどんな犬でもできるものではなく

コロちゃんの利発さがないと、難しかったと思う。

 

一回、犬のおやつを

とあるバッグに入れていたら、

次にそのバッグを持っていた時に

「オマエここにおやつを入れているだろう」とばかりに

鼻でバッグを開けようとしたり

(妹ちゃん談)

 

おならをすると笑って(るような態度で)ごまかしてみたり

 

コロちゃんが爆睡している時に会社に泥棒が入り

(たまたま外を見た私が気付いて父に言った…泥棒というかホームレスの人だった)

父が泥棒さんにお帰り願ってからようやく起きてきて吠えてみたり

 

…ね、人間ぽいでしょw

 

頭いいんですけど

けっこう天然なんですよね、コロちゃん。

 

私は、そんなコロちゃんが大好きです。

 

でも

あんな死を遂げさせてしまい

私を(もちろん私だけね)恨んでいるんだろうな、とも思います。

あの世にちゃんと行けただろうか、と

心配してもいます。

 

 

10年以上経ちますが、

未だに…泣きます。

現にZIPPEIの件で泣いてしまいました。

 

人為的なことで、

犬の命のともしびが消えてしまうことを…余計に哀しく思ってしまうのです。

 

寿命がそこまでだったんだ、

と言われてしまえばそれまでなのですが

命を預かる者として

私は最低なことをした経験がある、というのは

ずっと…覚えておかなければならないことだと思っています。

 

ただ、ちょこっと

ZIPPEIの死に関して

責任のなすり合いをしているようで、それも哀しくなり

文字にしてみた次第です。

 

番組が悪いか、飼い主が悪いか。

 

…そりゃどっちも悪いに決まってんじゃん。バカかきみたちは。

 

飼い主さんも、

車の移動をスタッフさんに頼まないで自分でやればよかったでしょうよ。

(どうやら途中で車の移動をしたのは番組スタッフさんのようです…犬界隈の関係者からの情報なので断定はできませんが)

 

車のエアコンが絶対に止まらないなんて誰が決めたのさ。

故障することだってあるんだから、

念には念を入れないと、この酷暑激しい日本でロシア原産のサモエド飼ってんだから

そのぐらい考えましょうよ。

 

そして、番組スタッフさんも

犬のこと扱う番組やってんだから

エアコンがついてるついてないとか、それ以前に

犬に関する知識を少しは入れて、仕事に余念がないようにしてほしかった。

それって職務怠慢ですよね。

 

それであたかも飼い主がぜんぶ悪い、と

局側はその事実をごまかそうとしているようですね。

(関係者からの話がこちらに回ってきました)

 

…私が細かく言わなくても、

たぶん関係者の方たちにはみんなバレているのでしょうが…。

 

 

 

言ってもZIPPEIたちは帰ってこないもんな…+゚(。pдq)+゚。

 

今はただ、ひたすら

ZIPPEIたちが苦しくない場所にいて

楽しく過ごしていて

あっちで…ウチのコロちゃんに絡まれてやしないかを心配する次第です…w  

 

…あ、凹んでいるわけではございませんので

内容がこんなですが

どうかお気になさらずいていただけたらと思います(*^^*)

 

他にも書きたいことがたくさんあるのですが、

うまくまとまった時に、また大放出しようともくろんでいます。

内容が内容なので気分を害してしまったかもしれませんが…。

長文を読んでいただいて、ありがとうございました(^^)

 

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