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2011年3月11日、
私が体感してきた中で最大の地震が、発生した。
私の住んでる地域は、震度5弱。
簡単に書くと、
新宿区にある会社から自宅まで
徒歩で8時間かかり、
帰宅すると、
家の中の
上のほうに置いてあったものは…床に散乱していた。
その日、あったことは
落ち着いたら改めて…書こうと思います。
ただ、少し
主観的ではありますが
今思っていることだけ、書いておきます。
東京にいた人間の目線からなので、
大変な思いをされている方たちにとって
気に障る言い方になってしまうかもしれませんが、
よかったら、書かせてもらえると嬉しいです。
時間が経過して、余震が続くこの中で
あの強い地震を体験した方すべてが…疲れてきていると、感じます。
耐震構造のビル内にいて、
怪我もなく帰宅できたような…たいしたことのない、私でも
さすがに
寝ている時などに余震が続き…思いの外、神経がすり減っています。
地に近い方にとっては、その苦しみも
私の比ではないと思います。
「頑張れ」
「あきらめるな」
「負けないで」
…とは、私の口からは
とてもじゃないけど、言えません。
もう、周囲から言われ続けてるし
…動けない状態で、既にたくさん頑張っているのに
何をどう、これ以上
疲れた気持ちを奮い立たせなきゃならないの?
…と、感じる方がいるだろうから。
疲弊した心は、正気を失っています。
普段と同じように考えられなくなります。
災害ではないので
ケースが違うかとは思いますが、
私は…似たような思いに、駆られたことがあるので
あえて書かせてもらっています。
「それでも、頑張らなきゃいけない」
…と、お考えの方が多数だと思いますが
それは…頑張りの極限は知っていても
どん底の極限を知らない方の、発言だと思います。
頑張ること、これは
後でいくらでも必要になります。
それが…現実です。
あきらめなければならないこともあるし、
自分に鞭を打って…進んで行かなければならない。
その時の為に、動けない今だからこそ
「休む」ことが大事なのかもしれないな、と
私は考えています。
もちろん…休むことすら、ままならない
大変な状態だというのは分かります。
「頑張れ」が何よりの力になる、という方も
実際におられると思うので、人にもよると思います。
でも…その声が辛い方は、
もう十分、頑張っているんですよね。
よく頑張っているね、と
ハグをしたい気持ちでいっぱいです。
…こんな私には、
出来ることなんて限られていて
非常にもどかしい、そんな状態です。
ツイート・企業にメール・募金…今の時点でできることは、やりました。
素人の私が現場に行っても
被災地にご迷惑をかけるだけなので、
今はあえて…動いてはいません。
でも、今
国内でも海外でも
企業やアーティスト、タレントさんや漫画家さん等が
大きな単位で行動を起こしていて、
それに加えて、個人的に
募金や支援の声を上げている人が、
私の周りにもたくさんいます。
だからどうか…少し、待っていて欲しいのです。
待つことも、疲れた心身では
とてもつらいことだと思うのですが
できる範囲で休息しながら、
待っていてもらいたい、そう思います。
残念ながら、
政府や大企業に
「個」の声を届けるのは難しくて、
時間がかかること…みたいなのです。
それに
疲れた心の隙間を狙って
良からぬことを企む人達が…出てきています。
そんなくだらない輩に屈しない余力、というのが
私は…必要だと思うのです。
いつ何時、
とは言えないのだけれど
必ず…届けます。伝えます。
こちらも届くと信じています。
だから
…待っていて、ください。
たぶん、個人の叫びなので
この言葉は
たくさんの方に届くとは思えないけれど、
私も何かしたいという
意志表明だと思っていただければ…(^_^;)
長々と、失礼しました。